ダイエット成功者に学ぶ!モチベーションを維持するための上手な「目標設定法」
ダイエットの成否は、その人のモチベーションに大きく左右されます。
同時に、これは本人の精神力とか意思の強さに起因するものではなく、シンプルに考え方の問題であり、ダイエットを成功させる人にはある共通する考え方があります。
それは、目標 に対する考え方です。
ダイエットに成功する目標の考え方
具体的には、高いモチベーションを保ちながら見事にダイエットを成功させる人は「数字」を目標にしていません。「ダイエット成功後にやりたいこと」や「痩せたらできること」を目標にしています。
彼らにとって、○○日後に体重を●●kg減らすとかウェストサイズを△△cmにしようといった数値的な目標は、本当の目標を達成するための単なる目安でしかなく、目線は常にその先にある自分の欲求に向かっているのです。
ちなみに、これはダイエットに限った話でもありません。
例えば、運転免許の試験で90点を取るのが楽しみで学科の勉強をするなんて人はいませんよね?
生活を楽にするため、ドライブを楽しむため、仕事をするために学科の勉強をするわけで、90点というのは単なる合格の目安です。
このように、数字自体は(ほとんどの人にとって)楽しみも必要性も感じられるようなものではないので、それを目指してもモチベーションが上がらないのは当然なのです。
ダイエットに話を戻すと、ファッションを楽しみたい、痩せた自分を好きな人に見せたいと常に自分の欲求まっしぐらに考えていた方がモチベーションは上がります。
数字が有効活用されるのは
モチベーションを維持するという点で数字が有効性を発揮するのは、短期目標(スモールゴール)を設定する時です。
ダイエットは一朝一夕でできるものではなく、効果を実感するにはある程度の期間が必要です。しかしそういった先の効果というのはイメージがしづらいし、それよりもすぐに実感できることの方が魅力的に思えませんか?
だから人は数ヶ月後の痩せる快感より食べた瞬間に得られる満足感の方に走ってしまいがちなのです。
そこで役に立つのが短期目標。
短いスパンで目標を定めて達成の快感を頻繁に味わうことで、先の効果をイメージしやすくしたり自分に自信を持たせたりすることができます。
この短期目標は、言い換えれば「効果測定」ですから、それには測定しやすい●●kgとか△△cmといった数字を使うのが合理的なのです。
モチベーションを維持するための目標設定法
つらいことは考えるのも嫌で当たり前、今より先のことは実感が湧かなくて当たり前です。
ダイエットの目標を設定する際は、自分の欲求に従って「ダイエット後にできる楽しいこと」を長期目標に、そしてそれに近づいていることを実感するために、達成しやすい短期目標を「測定しやすい数字」で設定するようにしてください。
例)
長期目標:痩せて自分史上最高のスタイルでウェディングフォトを撮る
短期目標:週に500gずつ体重を落とす/週に2回ジムに通う
長期目標の方は、常に意識できるようにスマホにメモするとか紙に書いて見やすい場所に貼るなどしても良いと思います。
モチベーションはコントロールできます。
ダイエットに失敗した経験のある人も、これをうまくコントロールして今度こそダイエットの先にある楽しい未来を手に入れてください。
今回の記事は、その一助となれば幸いです。