ここを勘違いしたら太る!身の丈に合った食事が大切という話【文字通り】
OFFICE BODYMAKE ボディメイクトレーナーの神林です。
以前、私が実際に指導を行ったダイエッターの女性(以下、Aさん)と、こんな会話をしたことがあります。
Aさん「私は外で友達(以下、Bさん)と食事をすることが多いんですけど、食べるものはほとんど同じだし食べる量も同じなのに、私だけ太っていて彼女はすごく痩せてるんですよ。」
神林「そうなんですか。ところでそのBさんはAさんと比べて背は高いですか?」
Aさん「はい。彼女は170cmくらいあります。」
ちなみにAさんの身長は155cmです。
この二人はそれぞれジムに通っていて運動習慣はあるものの、15cmも身長差があれば、体型を維持するために必要なカロリーが両者同じとは考えられません。
つまり、背の高いBさんがそのスタイルをちょうど維持するくらいのカロリーというのは、小柄なAさんがスタイルを維持するには多すぎるのです。
そこで私は、Aさんに以下の2点についてお話ししました。
・Aさんより大きい人間とAさんでは、食事の適量は違って当然ということ
・Aさんにとっての食事の適量
その後、私のアドバイス通りに食事を見直しダイエットに成功したAさんと再びお話をしたところ、こんな感想も述べられていました。
神林「Aさん、食べる量を減らしたことによってお腹が空いて困るなんてことはありませんでしたか?」
Aさん「いえ、意外と食べる量を減らしてもお腹は空かないんだなって思いました。」
ものすごく極端な言い方をすれば、アリと象では1日に食べる量が違って当たり前。
あなたが適量と思っている食事は、あなたにとっての適量ではないかもしれません。
もしもあなたがダイエットのために芸能人やモデルなどの食事を参考にするのであれば、それは相手と自分の身長や日常生活の活動量が同じであることが前提でないと意味がなくなってしまうのでご注意ください。