トレーナーの雑学「ダンベルの名前の由来」
どうも、ボディメイクトレーナーの神林です!
今日は、みんな大好き(?)、私も大好きなダンベルについての雑学をご紹介します。
名前の由来
現在の形状としてのダンベル(dumbbell)の起源は古代インドと言われていますが、名前の由来は古代ギリシアのトレーニングから。
古代ギリシアでは、教会の鐘を引くのに筋力が必要であることから、これを模したもの(ロープを滑車に通して鐘に繋げたもの)を作って筋力を鍛えるという方法が一部の人たちの間で広まりました。しかしそのまま引くと音が鳴ってうるさいので、必然的に中の分銅は外されます。これが「dumb(=音の出ない)bell(=鐘)」という名前の由来だそうです。
古代ギリシアのダンベルは、持ち上げるのではなく引いて鍛える道具。今で言うケーブルマシンだったわけですが、そこから徐々に形を変えていき、19世紀に入って今の形状になったようです。
ちなみに日本語の「唖鈴」は「dumbbell」をそのまま訳したものです。
※「唖」の字は差別的表現と見なされるため、現在の表記は「亜鈴」または「アレイ」が一般的。
以上、ダイエットにも身体作りにも全く役に立たないダンベル雑学でした!