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脂肪は落としても胸は落としたくない!欲張り女子のバストアップ作戦

ボディメイクをする女性の中には、バストアップを意識してトレーニングに励んでいる人も少なくないでしょうし、最初は意識していなくても、ダイエットをしていく中でだんだん胸が小さくなっていくのを感じている人もいるかもしれません。

 

今回は、そんな自分の胸がちょっと気になり始めた人のためのボディメイクとバストアップについてのお話です。

 

バストに関するよくある疑問 

 

バスト 解剖図

 
胸の筋トレをすると胸の脂肪が落ちてバストが小さくなる?

なりません。

筋トレは筋肉を刺激するものであって、周囲の脂肪は何ら影響を受けません。

脂肪が落ちるのは、有酸素運動で脂肪をエネルギーとして消費したときや食事制限をしてエネルギーにマイナスが生まれたときです。しかも、その際どの部分の脂肪を消費するかを意図的に選ぶことは不可能ですから、いわゆる部分痩せもできません。

なので、筋トレをして胸の筋肉が発達することはあっても、その上に付いた脂肪が落ちてバストが小さくなることはありません。

 

バストサイズを落とさずにダイエットは可能? 

基本的には不可能です。

部分痩せができない以上、逆に胸の脂肪だけを残すということもできません。

ただし、これには個人差があるので、痩せても比較的胸の脂肪だけは落ちにくいという恵まれた(?)体質の人もいます。

 

ランニングでバストが垂れるって本当?

本当です。

バストは、クーパー靭帯という結合組織が上部から釣り上げる形で形状を保っていますが、靭帯は筋肉と違ってそれ自体に収縮する機能がないため、一度伸びたり切れたりすると二度と元の長さには戻らなくなってしまいます。

ランニングをすると、バストが揺れることでクーパー靭帯が伸びてしまう可能性があるため、習慣的にランニングをする人は自分に合ったスポーツブラを着用するなどの対策を取りましょう。

 

バストが小さくなる原因

 

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① 遺伝・体質

小さくなるというより、大きくならない原因の一つに遺伝による体質があります。

胸に脂肪が付きにくい体質の人は、仮に太って全体的にふっくらしても胸の膨らみはあまり変わらないというケースも見られます。

 

② ホルモンバランス

バストの大きな女性を俗に「女性的」と表現したりしますが、実際バストの大きさは女性ホルモンの影響を大きく受けます。特に成長期の過度なストレスや不規則な生活はバストの発育(だけでなく健全な発育そのもの)を妨げると言われています。

 

③ 過度なダイエット

女性のバストの大部分は脂肪で構成されているため、ダイエットで脂肪が落ちるとバストサイズもそれなりに落ちていきます。

人にもよりますが、体重が10%ほど落ちれば見た目にわかるくらいは小さくなるでしょう。

 

バストアップのためのトレーニング

 

前述のように、胸の筋肉を鍛えるトレーニングはバスト全体のボリュームを増やすのに効果的です。以下に自宅とジムでできる代表的なエクササイズをそれぞれご紹介します。

 

自宅で簡単

■ プッシュアップ(腕立て伏せ)

両手の幅をやや広めにとって行います。狭いと負荷が腕に逃げて、胸の筋肉に効きづらくなってしまうので注意しましょう。

苦手な人は床に膝をついて行っても構いません。 

 

ジムでしっかり

■ インクライン・ダンベルフライ

インクラインベンチを使って行います。このエクササイズでは大胸筋の上部にも十分な刺激が得られるため、特にデコルテが薄くなって肋骨が浮いて見えるのが気になる人にオススメです。

ただ少し難しいエクササイズでもあるので、最初はジムのトレーナーに教わって正しいフォームを習得すると良いでしょう。

 

さいごに

 

今回ご紹介したエクササイズを含め、こういった「乳房の脂肪の下から筋肉で胸全体を盛り上げる」類の方法は、胸囲が増すという意味でバストのボリュームアップに繋がります。

残念ながら、筋トレでは乳房の脂肪量が増えるわけではないのでカップ数はそれほど変わりませんが、それでも見た目には大きな差が出るでしょう。

より美しくより張りのあるバストを手に入れたい、またはダイエットしてもそれを維持したいという人は、ぜひ参考にしてみてください。