筋トレする人はブロッコリーを食べている!注目の栄養素とおすすめの調理方法
鶏の胸肉やささみと並んで人気の高い筋トレ食「ブロッコリー」。
なぜブロッコリーは多くのトレーニーに愛されているのか、今回はその魅力をお伝えしたいと思います。
なぜトレーニーはブロッコリーを食べるのか?
一言で言うと、それはブロッコリーが「カラダ作りに良い野菜」だからです。
具体的には、次のような特徴があります。
① カラダ作りに必要な栄養が豊富
ブロッコリーには様々な栄養素が含まれていますが、特に注目したいのは次の3つです。
・タンパク質(4.3g/100gあたり)
・ビタミンB群(2.5mg/100gあたり)
・ビタミンC(120mg/100gあたり)
野菜の中ではタンパク質が多く、代謝を助けるビタミンB群も含まれています。
また免疫力をアップさせるビタミンCはレモンより含有量が多く、トレーニングで免疫の落ちがちなトレーニーには嬉しい栄養素です。
② 意外と低カロリー
ブロッコリーは100gあたり33kcalと低カロリー。
糖質も100gあたり0.8gと少ない上に腹持ちもよく、食べ過ぎさえしなければ、これで太る心配はまずありません。
③ 女性ホルモンを抑えて筋肉を作りやすくできる
ブロッコリーはアブラナ科特有のグルコブラシシンを含みます。
これは、体内で最終的に「ジインドリルメタン」という物質に変化して女性ホルモンの一つであるエストロゲンの働きを抑制すると言われている成分です。
女性ホルモンの比率が高いと筋肉は付きにくくなってしまいますが、ブロッコリーを食べることでそれを抑えて、筋肉の付きやすい状態を作れる可能性があります。
栄養価の高い調理方法は?
調理法は色々ありますが、カラダ作りに必要な栄養は余すところなく摂りたいところ。
その意味では「生」が一番ですが、消化にやや難があるので胃腸が弱い方にはあまり向かず、かといって「茹でる」と水溶性のビタミンB群やビタミンCが失われてしまいます。
そこでおすすめなのが「蒸す」ことです。
容器に入れて少し蓋を開け、1分30秒〜2分ほどレンジでチンして食べましょう。
ちなみにカラダ作りの主旨から少し離れますが、ブロッコリーのカロテンやビタミンE、ビタミンKを効率良く摂りたい方は油で「炒める」のもアリです。
どのくらい食べればいい?
ブロッコリーの理想的な摂取量は、1日100g〜150g程度。1株の3分の1くらいの量です。
また、いくら栄養豊富と言っても、摂り過ぎると体臭を悪化させたり甲状腺機能に悪影響を及ぼす(特に生の場合)こともあるので気を付けましょう。
ブロッコリーを食べよう!
筋肉の材料となるタンパク質と代謝をサポートするビタミンB群を含み、カロリーが低い。この時点でブロッコリーはダイエットにも適した野菜です。
マッチョになりたい人もスリムになりたい人も、食事には是非ブロッコリーを積極的に取り入れてみてください。