やる気はあるのにダイエットが上手くいかないという3つの例と対処法
皆さんの中には、やる気はあるものの上手く食事をコントロールすることができず、なかなかダイエットが捗らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は特に以下のお悩みを持つ方に読んでいただきたい、その対処法についてのアドバイスとなります。
・カロリー制限をしているのに痩せない
・食べたい物を我慢してストレスが溜まる
・ダイエットしたいと思ってはいるけど行動に移せない
カロリー制限をしているのに痩せない
人間は摂取カロリーが消費カロリーを上回ってプラスになれば太り、下回ってマイナスになれば痩せるように出来ています。
痩せないのであれば、それは食べた物のカロリーが自分が思っているより多かったり、消費カロリーが少なかったりして、意図しないところで摂取カロリーがプラスまたは±0になってしまっている可能性が非常に高いです。
「そんなに食べていないはずなのに・・・」と感じる人は、口にしたものを全てリストアップしてみることをお勧めします。
特にドレッシングや調味料、飲み物などのカロリーが見落とされがちですが、これらも含めて少なくとも1週間分は自身の摂取カロリーを正確に算出してみましょう。
おそらく予想していたよりやや多めのカロリーが摂れているはずです。
正確な摂取カロリーが分かったら、そこから1日100kcalほど食べる量を減らしてみてください。
これで次の1週間は確実に痩せられます。
食べたい物を我慢してストレスが溜まる
食べたい物を食べて太るのは、それを食べる必要がない時に食べるからです。
食べたい物があるのなら『お腹が空いた時に』食べましょう。
※ ただし、夜の9時以降は除く
例えば、しっかり食事をした後にデザートとして甘いものを食べるなど、十分なカロリーが摂れているにも関わらず+αで食べてしまうと太りますが、そうでなければ太りはしません。
それによって栄養のバランスは悪くなるかもしれませんが、カロリーが適正範囲内に収まってさえいれば少なくとも太ることはないはずです。
そうなると「そんな状態を長く続けたら体に悪いんじゃ・・・」と思われるかもしれませんが、それも大丈夫です。
そもそもこれをストレスに感じるのは、ダイエットを始めたばかりの人か極端に太っている人がほとんどです。
ある程度ダイエットに慣れてきたり体脂肪率が一定水準以下になると、自然と規則正しい食生活が出来る状態になるので、それまでのように食べたい時に食べたい物を無計画に食べるということ自体が無くなりますし、当然それにストレスを感じなくなります。
ダイエットしたいと思ってはいるけど行動に移せない
これにはいくつかパターンがありますが、割と多いのは『ダイエットの必要性を感じていない』というパターンです。
人は自分の行動原理に基づいて行動します。
行動原理とは、言い換えれば「価値観」。
価値観とは「優先順位」のことです。
ダイエットの行動をなかなか起こせないのは、ダイエットしたいと思っているようで、その実、ダイエットの優先順位が低い状態にあるということ。
つまり、ダイエットよりも優先していることが他にあるということです。
大抵の場合でそれはダイエットと両立が不可能なこと(お腹いっぱい食べる満足感、お酒を飲む楽しみ、家でダラダラ過ごす快楽など)だったりしますが、 そのような今の自分の中でダイエットよりも優先順位が高くなっているものを明確にし、『どちらが自分にとって必要か』という基準で改めて判断してみると良いでしょう。
その結果、やはりダイエットの優先順位が低いままであれば、これははっきり言って無理にダイエットする必要はありません。
また、それに負い目を感じる必要もありません。ダイエットを諦めているのではなく、ダイエットしないことで得られる利益を合理的に選択しているだけなのですから。