一番太らないお酒はどれ?お酒の糖質&カロリー一覧表
2018年も残すところあと1カ月、今年も忘年会のシーズンがやってまいりました。
この時期になるとどうしても体重が増えてしまうという方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな時期だからこそ押さえておきたい「太らないためのお酒の選び方」についてです。
一番太らないお酒は?
以下は、主なお酒100mlあたりの糖質とカロリー一覧表です。
(出典:五訂増補日本食品標準成分表)
お酒のカロリーも気になると思いますが、まずは糖質の方に注目してみましょう。
以下のお酒に含まれる糖質の量が100mlあたり1gを下回っています。
焼酎・ウィスキー・ブランデー・ウォッカ・ジン・ラム
いわゆる「蒸留酒」です。
これらは原料からアルコールと香味成分のみを抽出して造られるため、糖質をほぼ含みません。
糖質は体を動かすエネルギーとして必要である一方、余らせてしまうと脂肪に変わり、直接的な太る要因となってしまいます。
ダイエット中にお酒を選ぶ上でこれは非常に重要なポイントであり、この一点だけで蒸留酒がそれ以外のお酒よりも数歩抜きん出ます。
そして今度は、これら蒸留酒に絞ってカロリーを見てみると…ほとんど大差がないような中、1つだけ明らかに他よりカロリーの低いお酒があります。
焼酎(乙類)
米焼酎や麦焼酎、芋焼酎などの「本格焼酎」と呼ばれるお酒です。
甲類の焼酎と比べてもカロリーが低く、水やお湯で割って飲めばグラス1杯で70kcal程度、糖質もプリン体も含まないこれが最も太らないお酒と言えるでしょう。
逆に一番太るお酒は?
ビールです。
上の表をよく見ると、ビールは他のお酒と比べてカロリーに対する糖質の量が多いことが分かると思いますが、実はビールというのはカロリーの1/3を糖質が占めています。
またそのカロリー自体も問題で、この表では100mlあたりの表記になっているわけですが、これを実際に飲まれる量、例えば中ジョッキ1杯(500ml)に換算すると約200kcalになります。
これだけでもご飯1膳分に匹敵するカロリーですが、それでいてアルコール度数も低く、ある程度お酒に強い人ならグイグイ飲めてしまうところもビールの厄介なところです。
まとめ
OBM太りにくいお酒ランキング
1位 焼酎
2位 ウィスキー
3位 ブランデー
全て糖質の少ない蒸留酒ですが、水、お湯、お茶、ソーダ割りやロックで飲むのが前提です。カクテルなどにして糖質をが入ってしまうと「太りやすいお酒」に仲間入りしますのでご注意ください。
OBM太りやすいお酒ランキング
1位 ビール・発泡酒
2位 日本酒
3位 ワイン(赤・白・ロゼ)
ビールとほぼ同じ理由で 発泡酒も同率首位となります。これにビール以上の糖質を持つ日本酒、ポリフェノールの効果で健康に良さげなイメージがありつつもやはり糖質とカロリーの多いワインが続きます。
結局のところ、太りやすさは糖質の多さと比例します。
締めのラーメンが太る理由もこれです。
お酒もそうですが、おつまみも刺身や野菜などなるべく糖質の少ないものを選ぶのが無難でしょう。