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ランニングか筋トレか?食べ過ぎた時の正しい選択肢は?

ダイエット中についつい食べ過ぎてしまったから、翌日はジムに行ってなんとか帳消しに!

…なんて経験はありませんか?

摂り過ぎてしまったカロリーは体を動かすことでしか消費できませんが、その時はどんな運動をするのが一番効率が良いのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな「食べ過ぎた時の正しい対処法」についてご紹介したいと思います!

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ランニングか筋トレか?

食べ過ぎてしまった時に急いでカロリーを消費する方法と言えば、ほとんどの人がランニングなどの有酸素運動を真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、カロリーを消費するだけなら筋トレのような無酸素運動を行うという方法もあります。特に普段から筋トレを行なっている人であれば、有酸素運動よりこちらを選ぶという人も少なくないでしょう。

さて、これら2種類の運動に関してはカロリーを消費するのであればどちらでも良いようにも思えますが、実はそんなことはありません。

食べ過ぎてしまった時の状況によって変わる正解というものがちゃんとあります。

いざ食べ過ぎてしまった時のために、有酸素運動無酸素運動それぞれの特性を理解しながら、その答えを導き出してみましょう。

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有酸素運動無酸素運動の違い

有酸素運動とは「呼吸で酸素を取り込みながら長時間継続できる軽めの運動」のことです。

対して無酸素運動は「酸素を使わずに行う短時間しか継続できない強めの運動」のことを指します。

これらの違いはいくつかありますが、今回ネックになってくるのは

・何がエネルギー源となるのか

・そのエネルギー源がどこにあるのか

この2つの違いについてです。

これについて大まかに説明すると

「血液中の糖質脂肪が半分ずつエネルギーとして使われるのが有酸素運動(糖質:脂肪=50:50)、血液中の糖質がエネルギーとして使われるのが無酸素運動(糖質:脂肪=100:0)」となります。

このように両者では、エネルギー源が血管を通って筋肉に運ばれることは共通しているものの、使われる糖質と脂肪の割合が大きく違います。

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一方、食事をした後の人間の体というのは

小腸から吸収した糖質や脂質が血液中に溶け込み、およそ2時間ほどの間は血管を通って必要な組織に送られ続けます。

しかし最終的に余った分に関しては、少量がグリコーゲンとして筋肉や肝臓へ、残りのほとんどは体脂肪として脂肪細胞へ送られストックされる仕組みになっています。

 

これが何を意味するのかというと…

食事の直後なら糖質や脂質は血管中を流れているので、有酸素運動であっても無酸素運動であってもそれらを直接運動のエネルギーとすることで消費できますが、食事から2時間以上経ってこれらが体脂肪として蓄えられた後の状態では、その脂肪を一度分解してからでないとエネルギーとして使えません。そして、これができるのは有酸素運動のみです。

 

まとめ

つまり、こういうことです↓

 

■ さっき食べ過ぎた!

→ランニング(有酸素運動)または筋トレ(無酸素運動)

※食べ過ぎた分が脂肪になるのを未然に防ぐ

■ 昨日食べ過ぎた!

→ランニング(有酸素運動)

※すでに体に付いた体脂肪を落とす

 

このように、食べ過ぎたのがいつなのかによって有酸素運動無酸素運動を使い分けるのが得策と言えます。昨日の食べ過ぎは筋トレで帳消しにしようとしても「時すでに遅し」なのでご注意を。

…とは言え、やはり食べ過ぎないのが一番ですね。