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意志が弱さが原因?ダイエットに挫折する本当の理由

ダイエットが長続きせずに失敗してしまった、いわゆる挫折を経験したことのある人の中には、自分の意志の弱さが原因と思っている人も多いのではないでしょうか。

 

「カロリー制限をしていたはずなのに食べ過ぎてしまった」

「早朝のランニングを途中でやめてしまった」

「ジムに入会してみたものの結局は幽霊会員」

 

しかしちょっと待ってください。

これは本当に意志の弱さが原因ですか?

 

ダイエット 意志の弱さ


人間は皆、つらいことは避けたいと本能的に思うものですから、つらいこととつらくないことの二択だったら普通はつらくないことの方を選びます。

だから痩せたい気持ちと食べたい気持ちがぶつかった時に「今の食欲を抑える方がつらい」と思えば、つらくない方、つまり食べる方を選んでしまうわけです。

 

これは人としては至って正常な判断です。意志が弱いのとはちょっと違います。

 

 意志とは字の通り「こころざし」のことです。

◯◯したいとか◯◯しなきゃとか、何かしらの欲求を叶えようとして生まれるものです。 

つまり本当に意志が弱ければ、そもそも行動を起こせません。

ダイエット自体最初からする気が起きません。

 

途中で挫折という場合、一度は行動を起こしているわけですから、欲求を叶えようとする意志はあったわけです。

 

問題はそれが持続しなかったことではないでしょうか?

 

つまり、意志が弱いのではなくて欲求に対するモチベーション(動機付け)が弱いということです。

 

これが弱いからついつい忘れてしまいます。

 

例えば、前述のように食べ物に誘惑された時、本当に「食べたい」と比較すべきは「痩せたい」ではないはず。

そのような表面上の欲求ではなく、どうして痩せたいと思ったのか、なぜ痩せる必要があったのか、その理由となった本来の欲求と比較しなければならないはずです。

 

ある人はお医者さんから健康のために痩せろと言われたためかもしれませんし、またある人は好きな異性や周りの人に自分をより魅力的に見せたいがためかもしれません。

比較をするなら、それらの欲求が叶わなかった時のつらさと目の前にある物を食べないことのつらさを比較するべきです。

 

特に「食べたい」というのは人間の生存に関わる生理的欲求なので「痩せたい」という表面上の欲求(というより欲求を満たすための手段の一つにすぎません)程度では到底太刀打ちできないでしょう。

 

もしもダイエットに挫折しそうになったら、ダイエットそのものではなく、その裏にある自身の本来の欲求を思い出してみてください。

モチベーションが復活して、まだまだ戦えるかもしれませんよ。