目指せ理想のカラダ!食べても太りにくい体質を手に入れよう!
「いくら食べても太らない人って羨ましい」
「若い頃はいくら食べても平気だったのに」
こんなことを感じたことはありませんか?
確かに人によっては、太りやすい・太りにくい という体質の違いがあります。自分が痩せなくて悩んでいるときに、ものすごく食べているのに全然太らない人などを見ると羨ましく感じてしまいますね。
今回はそんな人に朗報です。太りにくい体質は努力次第で作ることもできるって知っていましたか?
太りにくい体質はどうすれば手に入る?
それは、基礎代謝量を上げること。
太りやすい・太りにくい といった体質は、生まれ持っての先天的な要因と生活習慣による後天的な要因に左右されます。その後天的な要因の代表格が基礎代謝量です。
基礎代謝量とは、心臓を動かしたり体温を維持したりといった生命維持のために使われる「何もせずにじっとしていても消費されるエネルギー」のことで、これが高くなるほど体は普段から多くのエネルギーを消費するようになります。
つまり、体質的に太りにくくて痩せやすくなるわけです。
あなたの基礎代謝量はどのくらい?
1日の基礎代謝量は以下の式で求められます。
基礎代謝量(kcal)=基礎代謝基準値×体重(kg)
男女別・年齢別のおおよその基礎代謝量は以下の表の通りです。
出典:厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2010)
ちなみに人体で特にエネルギーを消費するのが「肝臓」「脳」「筋肉」で、この3器官で使われるエネルギーだけでも基礎代謝量の6割以上を占めると言われています。
肝臓と脳は自力で増やすことはできませんが、筋肉は筋トレなどで増やすことができそうですね。
ダイエット×筋トレのジレンマ
基礎代謝量の約20%、身体活動の約40%のエネルギーを消費する筋肉。
太りにくい体質を手に入れるため、ぜひとも鍛えていきたいところですが、同時に以下の事実も念頭に置いておきましょう。
・目に見えて基礎代謝量を上げるには相当量の筋肉を増やさなければならない
・食事制限中はそもそも筋肉は増えにくい
つまり、ダイエットをしながら基礎代謝量を上げるというのは、実はかなりハードルが高い行為だということです。
そのため、闇雲に筋トレを行うだけでは(それ自体でエネルギーこそ消費しますが)体質を変えるに至らない場合があります。
効果的な筋トレとは?
このようなジレンマを打開するには、次のようなポイントを押さえつつ筋トレに取り組む必要があります。
■ なるべく大きな筋肉を優先して鍛える
お腹が気になるからといって腹筋のトレーニングを頑張っても基礎代謝量はほとんど上がりません。
基礎代謝量を上げるにはもっと大きな筋肉を鍛える必要があります。
背中や脚などの筋肉がその代表例です。
■ 普段使っていない筋肉を鍛える
日頃から全く運動をしていない人は全身をバランス良く鍛えることから始めた方が良いですが、スポーツなどで特定の筋肉をよく使う人はそのスポーツであまり使われることがない筋肉こそ積極的に鍛えましょう。基礎代謝量アップには筋肉の伸び代も大切です。
■ タンパク質中心の食事をとる
タンパク質は筋肉の材料です。これが不足しては筋肉を増やすどころか維持すらままならず、筋トレも意味を成しません。一度に大量に摂取するよりも、少量でもコンスタントに摂取して、常に体からタンパク質を切らさないように心がけましょう。
まとめ
太りにくい体質は基礎代謝量を上げることである程度は手に入れることができます。
習慣のない人にとって、筋トレはキツそうなイメージがあるかもしれませんが、始めてみるとストレスの解消にもなるし意外と楽しいものです。しかも筋トレを行うと短い時間でも効率よくカロリーを消費することができます。
是非とも生活の中に取り入れて理想のボディを目指しましょう。
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